学生時代から、働くなら人が生きていく上で欠かせない「食」に関わる仕事がしたいと考えていました。
その中で参加した合同説明会で、強引に引っ張られて(笑)、席に着いたのがカワグチでした。
その後、社員さんたちの明るい雰囲気に惹かれ、さまざまなお肉を見て触れられることに興味が沸き、入社を決意。
入社後は、対面販売の店舗に配属され、接客に携わりました。
店舗に勤務して感じたのは、「福井の肉屋といえばカワグチ」というブランドイメージが地元に根付いているということ。
お祝いごとや年末年始など家族や親戚が集まる大切なシーンでカワグチを利用される方がとても多くいらっしゃいました。
「この間のお肉おいしかったよ」と感謝の声をいただいたときは、とてもやりがいを感じましたね。
カワグチでは1年目の社員、パートやアルバイトでも1日の売り上げ目標額と達成額を見せてもらえます。
実績が「数字」で目に見えて分かることで従業員の士気が高まります。
全員で協力して高い目標額を達成した時の充実感は今でも忘れられません。

現在は、営業部業務課の主任となり、飲食店や学校などへ納品する商品を製造しています。
取引先様には30年、50年と長年お付き合いのある福井県で名の知れた企業様が多くいらっしゃいます。
だからこそご要望にはすべてお応えしたいと思っています。
たとえば、あるお客様からホルモンのギフトを冷凍で作ってほしいとの依頼が入りました。
初めての試みでどうしたら見栄え良く並べることができるかと試行錯誤を重ね、時間はかかってしまいましたが無事お客様に満足していただくことができました。
より深い信頼関係を構築できたことにやりがいを感じましたね。
一方で、ある商品のラベルを貼り間違え、お客様にご迷惑をおかけしたこともありました。
営業担当者に同行し、謝罪を受け入れていただいたのですが、この失敗を通して、部署全体の意識を変えなければいけないと強く責任を感じました。
以来、普段何気なく作業していた工程一つ一つを、より一層お客様の存在を意識して行うようになり、自分も成長できたと感じています。
将来は店舗の店長に挑戦してみたいですね。
お客様はもちろん、従業員、納入業者の方々までもが気持ちよく働けるようなお店をめざします。